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閑古鳥日記

劇団Studio Life(スタジオライフ)所属俳優 前田倫良さんと、ライフのみの話題を無理矢理続ける日記。

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★『LILIES』を見る。楢原さんが帰ってきてくれてよかった!!!!!

久しぶりすぎですが、LILIES、見てきました。

LILIESを見る時はいつも人生で困難を抱えている時。という哀しい法則に気づく4回目。
そして異常にはまりまくり、全く自分の現実とは関係ないはずの物語のどこかが自分とリンクして、自らの問題が整理されるのであった。

・・・という私の過去3回のLILIES観劇と同じように、今回も、何か、現実の自分について色々気づく所があったのですが、今回は困難とかもそうだけど単にすごく体調が悪かった(泣)。
なのでいつものような超絶集中力では見られずにあんまり深読みもしてないんだけど・・・何か何に対して泣いたのか全然分からないけど、とにかく、楢原さんの伯爵夫人を見ていて大号泣した。

楢原さんの素晴らしさをうまく言語化できなくてもどかしい。

とにかく私は楢原さんの伯爵夫人が、自らについている嘘についての、自覚と、無自覚なところと、パリからやってきた貴族の矜持と、ヴァリエへの愛が、大好きなんだな。と思った。

囚人の時にすくっと良い姿勢で柔らかな表情でみんなを見守っているところもすごく好き。

私10年ぶりに楢原さんを見ることができてる!ということ自体にも多分感激した。

ヴァリエと二人の場面でなぜか号泣し、手紙のところで、10年前に見た時のことを思い出して懐かしくなったり。

何か楢原さんが出てくる場面すべてに号泣。久々にライフでここまで泣いた気がする。
バスタブに喜ぶヴァリエ時点で何かもう泣いてたり(笑)。一体何にはまったのか自分・・・。

楢原さん自身は意外と見た目も中身もそんなに変わっていなかった気がするんだけど、ヴァリエ役と実年齢が離れた分(初演再演は同世代がヴァリエだったから)、よりまろやかでお母さん部分が強く出る存在だったと思う。

藤森さんがすごく若くて幼さも感じさせるヴァリエで、非常に清涼な空気感で存在していたのもあって、親子のやりとりが変にバトルになることもなく、他の組合せではない柔らかさがすごく印象的だった。




いつもいろんな意味で「バスタブ場面の意義」を考える。
前回は「伯爵夫人にとってのバスタブ」を思うと同時に、シモン役の囚人とヴァリエ役の囚人が本物シモンに見せてあげるためにやってるんだなと思ったんだけど、今回はシモンビロドーの位置がバスタブのすぐ後ろに近づいた分、よりその思いは強まった。
この場面の芳樹シモンの表情見て号泣。

ただ現実的な事でいうと、この作品バスタブあるからヴァリエ役の人(囚人の意味ではなくて役者さん)の健康のために冬の上演はないと思ってたんだけど、今回思いっきり冬だよ!だから若いのかヴァリエ役!(シモンもだけど)と、やっぱりどうでもいいことを考えた。
でも寒いよ。そしてどうでもいいついでに、前回のニイロ氏がものすごくシーツ使い上手で感心したんだけど、仲原さんはいまいちでどきどきした(笑)。ヴァリエちっちゃい子でよかったね仲原さん・・・。


芳樹さんは時々やり過ぎとか、ティモシー役に意欲を見せすぎとか色々あるんだけど(笑)、でも、すごく芳樹さんらしいシモンで、今回の、現在にフォーカスされた新演出にとてもあっていたと思う。

芳樹さんはいつも、どんなに過去に起こった出来事も、「今」その感情の中に生きている存在であることが多い。
シモンは常に19歳の時を生きている。彼はヴァリエを永遠に喪ったことへの、なのに自分は生き続けていることへの後悔の中で生き続けている。そして真実を知っているはずのビロドーへの怒り。

LILIESはビロドーへ見せるための劇で、その作品に囚人たちが様々な自分の思いを抱えて、参加している。というのがこれまでの印象だったんだけど、今回は囚人一人一人の思いというよりは、シモンのために一致団結してビロドーへ見せる劇であると同時に、シモンの思いが昇華できるように、囚人たちがシモンにも見せるためにやってるんだなとすごく思った。

囚人だと、やさぐれベスト3として小林生徒、芳樹ヴァリエ、高根シモンが印象に残っているのですが、今回あんまりやさぐれてる人いなくて(笑)、逆に何かみんなすごくニュートラルに見てたり、見守っている雰囲気だった。

印象に残ったのは、前述の楢原さん。姿勢よく柔らかな表情で見守っている。時々シモンと視線を絡ませてる所とかも何か好き。青木さんは何か変な言い方だけどぼーっとしている時があって面白かった。何て言うか、楢原さんは囚人だけど伯爵夫人、という感じなんだけど、青木さんはただの囚人な要素が強い感じ。

原田さんの姿勢が何かかっこいいポージングで好き。
大村さんのブレない雰囲気がかっこいい。

リディは囚人に戻って出てくると「あんた誰?」ていつもなるのだが、今回もやっぱり、まきしーにもそぜっちにも思った・・・。

神野さんはみんなをすごく見守ってる感じ。聖ミシェル神父役の人は割とそういう傾向がある気がするんだけどたまたまなのかな。戻ってきたヴァリエ役とかと視線を合わせてたり。

普段は仲良し同期な松村鈴木ペアは横に並んでいる時の空気感がなんか面白かった。鈴木さんはビロドー役だしビロドーに対して何か思っている感じで割と険しい雰囲気でそこにいる。一方のヴァリエ役な松村さんは、ビロドーに見せるためよりもシモンに見せるためにやっている感が強くて、どちらかというとヴァリエなまま登場人物を見守っている感じ。

仲原さんは初演の甲斐さんに近いというか、ビロドーを常に意識している印象。でも甲斐さんは甲斐さん自身に何か強い思いがある感じがしたんだけど、仲原さんは自分の何かももちろんあるだろうけれども、やっぱりシモンのためという気持ちが強い気がした。
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Author:サクラサクラコ
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所属俳優:前田倫良氏(勝手につけた愛称「ミッチ」)を本人のあずかり知らぬ所で熱烈ひっそり応援中。

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