FC2ブログ

閑古鳥日記

劇団Studio Life(スタジオライフ)所属俳優 前田倫良さんと、ライフのみの話題を無理矢理続ける日記。

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

★今更語る『リアル・シンデレラ・ストーリー』

既に3週間経ってしまい9月も半ばだが、メモしてたのを直す気力なくこのまま上げる(笑)。ごめん!!


・・・という事で、8月も終わりの頃、スタジオライフの若手公演「リアル・シンデレラ・ストーリー」を見に行きました。
今回は一人マチソワで寂しかったのだが、何とマチネで友人と偶然出会う!!うれしい♪久しぶりにたくさんお話をさせて戴いてとても有意義なひと時を過ごす事ができました。幸せ。

何度ウエストエンドに行っても、マチソワ間でお茶とかするお店を開拓できていないのだが(笑)、新たなお店を教えて頂いたし。ありがたや。

☆'*:;;:*'☆'*:;;:*'☆'*:;;:*'☆

正直な所、何が言いたいのか分からない物語だった・・・。

冴えない男子3人組が主役として登場し、シンデレラの世界の中で彼らの答えを見つける!ような展開で始まるのに、途中からシンデレラ自体が主軸となり、突然終了・・・。

パンジー・メイズよりも、どちらかと言えば突然の飛躍した物語の終わりにおいていかれる。という点で、ブギトゥ・バグースを思い出しました。

「モテたいけど全然モテない!!」3人組が、何とか「モテたい!!」「だからモテモテな人から学びたい!」的な方向性で始まっているんだけど、それとシンデレラの物語がうまく繋がっていない。微妙にずれたままに、主軸自体も動いて、そして彼らの話は全く決着がつかないままに終わってしまう。

うーん・・・。

物語自体のつながりの悪さと、あと、パンジー・メイズと同じように、「この時代だからこそ成立した物語」である所の本作を、何故、今、敢えて上演するのかの意味が全くわからなかったです・・・無念・・・。

見ながら色々邪念が浮かんでいたのも物語に集中できていなかった証であろう・・・青木さんと関戸さん見ながら「今こそボルティモアを見たい!」とかしきりに思ったし・・・。
何故ボルティモアなのかは分からんが。青木さんの女子女子した感じから?


今回のモテない3人組。今と「モテない」の基準がそもそも違うと思う。当時は彼らの見た目がたとえものすごいイケメンだったとしても、すごく性格が良かったとしても、学歴と現在の家と職業で跳ねられる状況だったと思われる。

でもその感覚は、多分演者にも観客にも現在あまりなじみの無いものだと思う。
そこから現代人が分かる接点を追求した結果の、何故か若手公演系だとオタク演技が炸裂する(笑)緒方さんのオタク造型だったり、関戸さんのずるい外見を生かした冴えない雰囲気だったり、だったのだと思う。
でもその時点で、主人公たちのキャラクターが「オタク」である事と、この物語の中での彼らの立ち位置は相容れないとまでは言わないけどちょっと引っ掛かりを感じる所があり、物語全体の整合性が多分初演時とはずれたのではと思う。

彼らが中途半端に自らの背景を語るのだが、かと言ってそこは特に深まらない。
だったら彼らの背景は特に謎のままでも良かったような気がする。


そしてシンデレラ側の物語。・・・一見かわいそうで従順そうに見えるシンデレラだけど実はちゃっかりした娘で男よりも全然したたかだよ~というひっくり返しがあるのだが・・・今見ると、別にそんなとりわけしたたかな子という訳でもない気が。

シンデレラ自体の内面は全然出てこないので、見えている表面だと「ひたすら状況に甘んじて、でも、千載一遇のチャンスはしっかりGET.男選びは現実派。性格はどんな人でも気にせず、一国の王子の妻という安定した立場を取る」という子なんだけど・・・それってその事で主人公3人組が打ちのめされる程の衝撃ではなかろうと思うのだが。

割と普通の子だよね?シンデレラ。
というか、これってマルガレーテだろう!と思ったのだが。←死の泉の。グレーテは無自覚にそれをやる最強の子だけど。
むしろ継母&姉たちの方が、そんな人いないだろう!という清冽さを持っている感じがする。

最後はそんなシンデレラ=女性たちの本音を見てしまって衝撃?幻滅?しつつも、でも女性を追いかけちゃうの!完。

て感じなのだが、色々釈然としない!


シンデレラの物語が伝えている事は二つあって「今見えている事=分かりやすい予定調和かつ勧善懲悪な世界は、果たして本当にそうか分からないよ。ぱっと見て決め付けると痛い目みるよ」という事と「か弱い儚げな女性に注意!本当にそんな女子は居ない(笑)!」という事だと思うのだが、そこと、男子3人組が抱えている事とやっぱりうまくリンクしなかったような気がする。

「だって王子様はいい人って決まっていて、継母は意地悪な顔をして登場してやっぱり意地が悪いと決まっている」みたいな事を3人が言うんだけど、そこにショックを受ける事と、彼らのスタート時が繋がらないのでとっても唐突な印象を受けてしまい、全体に色々おいていかれてしまいました。

この作品を、今回見て、すごく好きだと思われた方は、どういった部分がお好きだったのかすごく知りたい~。
どの部分にフォーカスすればいいんだろう・・・。
言いたい事は何となく分かるんだけど、それがちょっとうまく整理されていなくて、混沌としたままに世に出た作品という感じがして、何だか狐につままれたように終わってしまった・・・無念なり。


でも、役者陣個々は色々と楽しめたのでそこは良かったかな~。

でもでも、何故にボルティモアを見たいと思ったかと言えば・・・これ、一体誰にとって良い公演だったのか、全く分からなかったから(泣)。役者陣が時代が合わずかつ整合性に疑問が残るこの作品を演じる事で得られる事、この作品を演出する事で得られる事、観客が今敢えてこの作品を見て感じ取る事・・・何故に、今の時代に「リアル・シンデレラ・ストーリー」なのかがやっぱりさっぱり分からないです・・・。

「若手を育成」するのであれば、例え勉強会になってしまったとしても「ホテル・ボルティモア」の方が見たいよな~。若手も非常に勉強になるであろう!とか、色々思ったのです・・・。

スポンサーサイト

左サイドMenu

プロフィール

サクラサクラコ

Author:サクラサクラコ
劇団Studio Life(スタジオライフ)の話題のみを無理矢理続ける日記です。
所属俳優:前田倫良氏(勝手につけた愛称「ミッチ」)を本人のあずかり知らぬ所で熱烈ひっそり応援中。

メールフォーム

サクラにメッセージをくださる方は★こちらのメールフォーム★からお送りください♪

カレンダー

10 | 2018/11 | 12
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

最新記事

検索フォーム

右サイドメニュー

QRコード

QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。