FC2ブログ

閑古鳥日記

劇団Studio Life(スタジオライフ)所属俳優 前田倫良さんと、ライフのみの話題を無理矢理続ける日記。

Entries

★「LILIES」岩崎組。父と子の物語。

スタジオライフ LILIES 大千秋楽神戸公演 SOURCE(岩崎・村上組)チームの話を全然していないので、こちらの話も一週間経っちゃうけどします。

今回、東京では見ていなくて、いきなり神戸で、ニイロマツシン→岩崎マツシン→岩崎村上という、何そのしりとり。みたいな見方をしたのは良くなかった・・・と思う。

正直岩崎さん、1回しかお稽古してないというトンデモミックスチームの方が良かったように見えました・・・。良かったっていうか、私が理解しやすかった。


何か昨日見た人が半分位居て、そして昨日あの小さい子を愛してた?かどうかはちょっと分からないけどすごい可愛がってたはずのシモンの目の前はいきなり大きい人に変わってて(笑)、昨日は激しく愛憎渦巻いてたお父さんが今日は何かもっと恐怖の対象に変わってて、色々混乱・・・。


見た直後にシモン役に関して思ったこと。
・岩崎さんてもしかして恋愛メイン役が基本ダメな人??
・すっかり忘れていたが、彼は「母親の欠けている家庭での父と子の愛憎(両親が揃っていた頃に夫婦間に色々壮絶なやり取りがあると尚良い)」をさせたら右に出るものはいない人だった・・・。

・そしてもうひとつ忘れていたが、岩崎さんは見た目が大人なので分かり辛いが、実の所天才子役(笑)深山さんと並ぶ、マインドとしては何才下まででも何の問題もなく下がる事のできる、要するに正しく「子ども」が出来る人なのであった。
・アル中父に虐待チックに育てられたサバイバーに見える。
・→上の二つの結果、一見ちゃんと育ってる優等生19才なんだけどどこか歪みのある、すごくバランスの悪い人に見える。変な所で突然幼かったり、怯えていたり。

・岩崎さん・・・LILIESってシモンとヴァリエが愛し合うのが一番に来てほしい物語なのですが。ヴァリエよりもお父さんの方が比重が重いってどういう事だ~。
・結果、バスタブでも屋根裏部屋でもなく、「あんたは連れていない」ていう婚約パーティが一番印象に残った。

・さらに次に印象に残ったのは対リディに対してだった。
このシモンがこのリディに思わず賭けたくなる気持ちは痛いほど分かる。

・リディが「ヴァリエにだったらもっと優しいはず」みたいな事言うけど・・・いや、多分リディに対しての方が(一般的な意味では)優しいと思います・・・。
・岩崎シモンはどんなにヴァリエが好きでも、基本的には相手が男の子だと扱いが適当というか結構乱暴である事が判明(笑)。
特に最後に屋根裏部屋に行く時の対ヴァリエへの扱いが過去シモンの中で一番優しくないです(笑)。とにかく屋根裏部屋にまずは連れていかないと!という焦りが優先。←これは対マツシンも対村上さんも同じだったがマツシンは小さい分より振り回されていて大丈夫か?とか思った(笑)。


・っていうか・・・シモンって、ヴァリエの事・・・好き?????←大前提への疑問・・・すみません・・・。

うーん。
ロミジュリの時と全く同じ事思ったんだけど。
岩崎さんの舞台の印象は、いつも、親兄弟を愛するように運命的に相手を受け入れちゃうので、恋愛的に一番ほしい所の「この人だったから!」な勢いに欠けるというか。
何かこう「博愛」方向へいく傾向があるので、「みんな好きというのは誰も好きじゃないって事では」とか結構見てて思う事がある。


あ、あと、基本的に感情が暴走しない芸風の人なので、見ていて余計な事を考える隙が入るのかも。

マツシンセッキー親子の所で書いたけど、例えば松本ヴァリエは今回の周りの環境を考えると、あそこまで何の躊躇も無く真っ直ぐひたすらシモンに向かっていけるのって何故??って後から疑問に思う。

あんまり変なお母さんじゃないし、意外とひとりでもロベルバールの町で力強く生きて行けそうな生命力きらめいてるし、だからシモンに思わずしがみついちゃう部分は皆無で・・・じゃあ好きだけで暴走できるかと言うと、ちゃんと常識ありそうだし(同性愛は罪悪なんですよ~ていう。自分が常識に従うかどうかは置いておいて、とりあえず常識と自分の立ち位置をちゃんと測れる子)、シモンがあれだけ迷って困って苦悩していたら本来のこの子ならちょっと一端引きそうな気がする。

が、見ている間はとにかく二人の激烈ラブっぷりで有無を言わせず引っぱりきってるので疑問を感じさせないで見終われる。


岩崎シモンは、ヴァリエが大切な事はすごい分かるんだけど・・・。
バスタブ場面を見てすら分からないヴァリエへの愛って・・・私が岩崎さんに持ってる何か色々予断がありすぎるのか・・・。←今まで岩崎さんの恋愛モノで、本当に恋愛してる感があると思ったのってパサジェルカだけなんだもん・・・。

岩崎さんの「愛」って台詞で言うと、昔の話ですまないが死の泉再演でちびフランツ君に「愛しているわ」って言った時と同じ位に「愛だ。愛しているヴァリエ」の「愛」が何なのか大混乱した・・・。

ああ。私が岩崎さんの「愛」を理解できる日はいつ・・・(泣)。

★☆;"・.★☆;"・.★☆;"・.★☆

ということで、SOURCEチームは、私の目には「父と子の物語」でした。

前日見たミックスチーム(ユニベール)よりも当然の事ながら、対村上ヴァリエに対してはすごい安定しているため、対マツシンのような緊迫感は無い。
結果としてヴァリエに対している時よりもティモシーに対している時の方が、より比重が高く見えてしまいました・・・。

ニイロチームが一番にシモンとヴァリエの愛があって、その次に親とかその他が出てくるのに対して、岩崎チームはまずシモンとティモシーの関係があって、そこからヴァリエとかビロドーとかその他色々が発生する印象だった。


そして問題の本来の相手役ティモシー重松さん。
シモンが演じてるのを考えると、あんなにティモシー役が上手いのはどうなのよ。というのがあるかもしれないんだけど・・・田舎の町で自慢の息子を男手ひとつで何とか育て上げた、地に足が着いている存在感がある。
本当に善良に常識を信じて、でもそれ以外を受け入れない偏屈さがあって、その範囲内で息子を愛していて、そこからちょっとでもはみ出したら激しく怒ってそう。
あと、石飛さんではいまいち分からないアル中設定が重松さんを見てるとすごい分かるので、酔いにまかせて過去様々な虐待スレスレな、本人的にはしつけをしちゃってそうな感じの人。

そういうかなり問題のあるお父さんに育てられ、何ていうか岩崎シモンの頭の中には「内なる神=お父さん」が住み着いていて、もう別に改めてお父さんが何か言わなくても、お父さんがダメって言いそうなものは全部排除していく強烈な自分基準を持っている子に見える。

本物シモンはそれ位父親を意識的にも無意識的にも恐れていたし、だからこそヴァリエを失ったと思ってる。

岩崎さんが猛烈ダメっ子過ぎなのもあって、本物シモンの思いはティモシー役時にものすごい思い入れがあるように見える。ああ、あの時何故父の鞭打ちに屈してしまったのか・・・とか、何かそういう方向に後悔している感じの。

本物シモンとして枠の外にいる時よりも、ティモシーである時の印象がすごく強い。←単に私が重松さんはティモシーの時の方が好き♪と思ってそっちを中心に見てしまっている影響ももちろんある・・・ごめん・・・。


このため奥田ビロドーは相変わらず素晴らしかったのにも関わらずいまいち今回蚊帳の外に置かれている感が(泣)。

しかも河内ビロドーは何を考えているのか相変わらず分からない(泣)。
↑冒頭だけ好き。

だから奥田ビロドーと河内ビロドー司教のつながりがやっぱり薄い・・・(泣)。


このため、本物シモンが河内ビロドー司教に見せるための物語というよりも、自分が過去にした事を追体験するための劇に全体として見えたため、ビロドーは結構どうでもいいんじゃ・・・みたいに思えてしまい、ラストをどうみて良いのか分からず終了・・・。


何か今回、どのチームも、個々ではここがすごい好き!とか、この組合せは素晴らしかった!とか、この場面!とかがいっぱいあるんだけど・・・全体としてどう見ていいのか非常に戸惑って終わってしまい、自分の中で釈然としない事がたくさん残っている・・・このため延々1週間経ってもダーラダラ感想続いている訳ですが。すまぬ。
スポンサーサイト



左サイドMenu

プロフィール

サクラサクラコ

Author:サクラサクラコ
劇団Studio Life(スタジオライフ)の話題のみを無理矢理続ける日記です。
所属俳優:前田倫良氏(勝手につけた愛称「ミッチ」)を本人のあずかり知らぬ所で熱烈ひっそり応援中。

メールフォーム

サクラにメッセージをくださる方は★こちらのメールフォーム★からお送りください♪

カレンダー

08 | 2019/09 | 10
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -

最新記事

検索フォーム

右サイドメニュー

QRコード

QRコード